日大アメフト部の危険タックルの問題で関学側の記者会見や日本大学側の姿勢に文句を言ってみた

日本大学のアメリカンフットボールクラブの選手が関西学院大学の同競技の選手に対して危険なタックルをしたという事件が世間を賑わせています。

日本大学の対応が後手後手に回り、危険なタックルを受けた関西学院大学が先行して記者会見をし、日本大学は書面で回答という歪なやり取りが行われています。

それゆえに問題はどんどんと大きくなり、ついに関西学院大学の危険タックルを受けた選手が被害届を出し、その親が記者会見をするという状況になっています。

この事件について、どうこう言うつもりもないのですが、事件を見ていて、気になった点について少し話をしようと思います。観点は3つです。大学運営リスク管理の立場から思うことについて話をします。

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関西学院大学の会見は異常に多くないか?

テレビを見ている人の中で、「なんで関西学院大学はこんなに記者会見をするんだろ」ということを思われた方はいないでしょうか。

この日本大学アメリカンフットボールクラブの危険タックルについての話題で、関西学院大学は5月17日に会見をしています。また5月24日までに日本大学に対して回答を求めた質問状の回答結果についても会見をすると言っているそうです。

日本大学は1回も記者会見をしていないにも関わらず、関西学院大学は予定も含めて2回の記者会見を行うということです。

僕は、ここまで記者会見をする関西学院大学の目的の主たるものは、リスク管理の観点が強いと思います。危険タックルを受けた学生を守るべき教育機関の大学が何もアクションをしていないなんて何事だ!という声が出ないようにしっかりと記者会見を行い、学生に立ってメディアの前に立ち、自己主張をしていますということをアピールするわけです。これはリスク管理以外の何者でもありません。

そして、僕はこの記者会見にはもうひとつの目的があると思っています。これは大学側が意図して作った目的ではなく、副次的、棚ぼた的に発生した目的です。関西学院大学は広告宣伝になっています。これは隠された目的です。

この事件のおかげで、関西学院大学の株は大きく上がりました。上がっているはずです。つまりこれは期せずして自分たちの大学の価値を向上させた、ポジティブキャンペーンになったということになります。

きっと大学はポジティブキャンペーンを打つために、記者会見をしたわけではないと思います。目的はリスク管理の観点で、大学としての立場や事件に対する取り組む姿勢を示しただけです。

しかし、これが大学にとって莫大な宣伝効果になったことだけは知っておいたほうがいいと思います。

関西学院大学の危険タックルを受けた学生の親の会見

pressconference

この方、とても記者会見慣れをした方です。普通ならばあんなにカメラのフラッシュやレポーターがいて、マイクが差し出されている中で、まともにコメントすることは難しいと思います。

これは余談ですが、企業のトップなどはリスク管理の観点で、記者会見の練習をします。私が以前いた会社では、新聞記者のOBの方を招き、年に1回テーマを決めて記者会見のシミュレーションを行います。総務でしたので社長や役員の原稿を作ったりしていた関係で同席するのですが、企業経営のトップであっても、シミュレーションをしなければマスコミの対応が十分にできないわけですから、今回の父親の会見はかなり慣れた会見だと言わざるを得ません。

ちょっと調べてみると、今回の関西学院大学のタックルを受けた学生の親は議員さんのようです。どおりで人前で話し慣れしているわけですね。

父親の無念というか辛さというか、怒りをかなり持ちながらの会見で見ているこちらも、子を持つ父親として同じ気持ちになるだろうなと思いました。

ただ、1つ。議員といいう公的な立場の人間だからこそ、被害者の親は会見をしなければいけなかったのでしょうが、議員として本当に前に出なければいけなかったのでしょうか。僕はその点については疑問に感じます。

少々、議員としての顔を全面に出しすぎてしまったのではないでしょうか。この件については議員という肩書は全くといっていいほど必要ないことだと思います。少々議員の顔がでしゃばった感じになってしまったかもしれません。被害者の父親がマスコミの前に立つというのは異例なことだと思いますから。

あわよくば知名度につながる、、、、なんて思いは100%ないと信じています。

日本大学は大学の自治に縛られすぎているのではないか

self-goverment

ここからは僕の予想になりますので、話半分程度に聞いていただきたいのですが、日本大学というのは、大学の自治という考え方で、今回会見などを控えているとしたらとんでもない間違えです。

学生が主体となって活動することについては大学は関与しないというか、しないほうが良いということはわかります。

しかし今回はクラブ活動です。しかも監督、コーチといった指導者がいてその指導の元にスポーツすをするということであれば、それは自治ではなく大学が管理をする組織です。組織なのであれば、組織の構成員が問題を起こせば組織の長が責任を取らなければいけません。

なんか日本大学はそのへんの自治と組織活動を勘違いしているのではないでしょうか。僕の思い過ごしであれば良いのですが。

日本大学の危険タックルをした学生の会見で状況が変わる

americanfootball

あの学生は素晴らしい勇気を持った方だと思います。20歳になったばかりの方があんな風にマスコミの前にたって発言するというのは本当に大変なことだと思います。

でもそのおかげで、この問題は早く解決に向かっていくと思います。僕は日本大学の間違いが早く正され、危険タックルをした学生の未来が明るくなることを祈っています。

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