社会人の出戻り制度は価値がある仕組みだが注意点は3つ

最近のニュースで、ある会社が制度として退職した社員を再雇用するための仕組みを作ったと言う話題がありました。

私がいたITメーカーやゴム製品製造業の会社も退職者を出戻りさせるための制度と言うものがあります。

今回、いちど退職した会社に再度入社する、出戻り制度について人事の視点から見た制度上の押さえるべきポイントについて話をしたいと思います。

ポイントとなるのは、3つのポイントです。人事をやってる人間であればある程度わかっていただけると思いますがこのポイントについてそれぞれ話をしたいと思います。

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管理職からスタートさせない

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こう書きましたが、すでに管理職で退職した人間については再雇用は管理職からスタートで問題ないと思いますが、管理職になる前に退職をして、例えば数年後入社するときの年齢は管理職に相当する年齢だったとしても、入社時は管理職前からスタートさせるべきだと言うことです。

これは優遇措置を取らないと言う意味合いが込められています。もう一つのポイントはやめた人のポジションを周りの人は知っているために、やめた人が辞めた時点のポジションよりも高いポジションからスタートすると、周りのやっかみや避難が発生するかもしれないと言うことを危惧しています。

出戻り制度の1番気をつけないといけないことは、やめた人間が辞めた時よりも格段に上のポジションや待遇にならないようにしておかないといけないと言うことです。

たしかに辞めた人間はやめてからいろいろな経験を積み知識をつけ実績を上げて自分のキャリアを築き上げている人かもしれませんが、周りの人たちはやめた時のことを覚えているので、あまりにも再入社したときのポジションが高すぎると違和感を感じる傾向があると考えます。

したがって、再入社時点のポジションや役職はできるだけ止めたときのポジションや役職に近いまたは少しだけ高いポジションにしてあげるべきです。

これはやめた人間の為にもなります。あまりにも高いポジションからスタートすると、確かに以前働いていた職場とは言え年数が経っており、状況も少しは変わっているはずですから慣れないところも出てくると思います。うまく仕事にならない部分も出てくるかもしれません。そうなったときに高いポジションからスタートすると周りからやっかみや不満が発生すると言うこともあり得なくはないです。

出戻りをした社員に対しても気をつけるような施策を行うべきだと考えます。ですので人事は、入社の年齢に若干のマイナスをつけた役職やポジションを付与してあげるべきかと思いますし、再入社する人にもそういうことをきちっと説明しておくべきだと考えます。

同じ部署に戻すことをして経験を活かしてもらう

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あるサイトでは出戻りをした社員は退職をした部署とは違う部署に配置したほうがいいと言うことを書いていました。私は全くそれは違う逆のことだと考えます。

出戻り社員の良いところは、会社の文化や仕組みをある程度理解していることではありますが、もっと大事なことは特定の分野でキャリアを積み専門性を持ち他者の良いところを身に付けながら自分の知識や経験を培ってきたところだと考えます。

中途入社であれば職種別の採用するはずですので、入社後に職種を変えるなどはもってのほかだと考えます。

出戻りをした社員は必ず辞めた部署と同じ部署に配属をしてあげるべきです。

正しい、これは人事や総務経理やマーケティング広報や研究開発、技術部門に限ることかもしれません。

例えば複数の営業組織を持っている会社である営業の組織(例えば営業1部)にいた人間がやめて、再度出戻りで入社をした場合他の組織(例えば営業2部)に配属させると言う意味では出戻りをした社員は違う部署に配属した方が良いかもしれません。

同じ土俵で戦わせることを周知

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これはどちらかと言うと既存の社員に対して周知をしておかなければいけないメッセージかもしれません。

出戻りの制度を作ると言うことを明示したときに、既存の社員は「自分たちよりも出戻りをしてきた人間の方を優遇するのではないか。」や「私たちの事は大事にしてくれない。出戻りばかり優遇する。」と言うような意見が出てくるかもしれません。

そんなバカなことを言う社員は家にはいないと思う社長や人事部の方はいるかもしれませんが、決してでないとは限りませんし、表に出なかったとしても影でこっそりこそこそ喋ってる人と言うのはいると思いますし必ずいると思った方がいいです。

そういう社員のためにも人事部や社長が吉と全社員に対して明確なメッセージとして出戻り社員も既存の社員も等しく評価をする。出戻り社員にはいちど会社を出てしまっているのでもう一度を社内の信頼を取り戻すために、より良い成果を出すなければいけない強い厳しく見られる可能性もあるかもしれないが頑張って欲しいと言う位のメッセージを出した方がいいです。

メッセージを出すと言う事は、社員に対する理解度を上げると言う意味で非常に大事なことだと思います。欧米は社長は何かしらのタイミング大きなきっかけでタウンミーティングを社員に対して行います。社長と社員が直接メッセージのやりとりをすることで社員に対する帰属意識を上げると言うことが目的です。これはとても重要なことどう考えてもらえばいいと思います。

出戻り制度はもっと増える

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ふさわしい言葉が見つからなかったので、あえて出戻り制度と言う言い方をしましたがこの制度は今後もっと増えてくると考えます。

転職市場が活発になり人材の流動化もっともっと進めば最終的に行き着く先が元いた企業だと言う事は大にして少なくないはずです。

企業は一同失った人材をもう一度取り戻すと言う考えは必要ないとは思いますが、社員が帰ってくると言う事はありえないことでは無いんだっていうことを理解していただきたいなと思います。

また出戻りで帰ってきた社員は、大事にしてあげたほうがいいと思いますが、既存の社員をないがしろにしたり評価をしないと言う男な事はやめていただきたいなと思います。

既存の社員、出戻り社員とで企業の価値を高めていっていただけるように人事はいろいろな仕組みや助言を持ってサポートしてあげてください。

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