知らなかったiPhoneにパスワードが他にもあったなんて
jailbreakをしてから、僕のiPhoneライフがより充実しています。今までデフォルトの機能しか使えなかったのが、どんどんと新しい機能を使うことが出来るようになり、iPhoneってすげえなぁと思えるようになったところ、こんなニュースが舞い込んできました。
こりゃ大変なことです。ということで、僕も早速rootのパスワードと、mobileのパスワードを変更することにしました。と言ってもどうやってやるのかあんまりわからなかったので色々調べまくりました。
terminalのアプリを使ってPassを変更
色々ブログを読んでいると書いているのですが、基本的にこの行為をするのは、Jailbreakをして、OpenSSHをインストールしたiPhoneが対象となっているようです。でも基本的にはJailbreakをすると、iPhone自体のセキュリティが弱くなっているので、Jailbreakをした機種全部が対象と言ってもいいということでした。
ということで、今回僕がパスワードを変更する際に使用をしたアプリはこちらになります。このへんのterminalのアプリは色々あるみたいですが、iOS8.4のJailbreakしたiPhoneに対応をしているアプリということでこちらを選択しました。使い勝手としては他のアプリを使用したことがないので、なんとも言えませんが特に悪くはありませんでした。
で、変更するパスワードですが、iOSには、2つのパスワードがあるようで、その2つの両方共を変更するほうがいいとのことです。2つのパスワードの種類はこちらになります。
- mobile
- 制限された(許可された)階層、ファイルのみにアクセス出来る
- root
- 全ての階層、ファイルにアクセスする事が出来る
mobile terminalの使い方
では、早速パスワードの変更をしてみましょう。まずは、rootのパスワードからです。

「su root」と入力してreturnキーをタップ パスワードを求められるので「alpine」と入力。(デフォルトのパスワードはalpine、変更していない限りalpineと入力する。またパスワードを入力している時にはターミナルの画面には何も表示されないがそのまま入力する) 「cd」と入力してreturnキーをタップ
「passwd」と入力してreturnキーをタップ New passwordと表示されたら新たに設定するパスワードを入力してreturnキーをタップ。(動画では「testpass」) Retype new passwordと表示されたら先ほど入力した新たに設定するパスワードをもう一度入力してreturnキーをタップ
続いては、mobileのパスワードです。こちらはrootのパスワードを変更した後にそのまま変更が可能となります。

「passwd mobile」と入力してreturnキーをタップ New passwordと表示されたら新たに設定するパスワードを入力してreturnキーをタップ(動画では「testpass」) Retype new passwordと表示されたら先ほど入力した新たに設定するパスワードをもう一度入力してreturnキーをタップ
これで変更完了です。セキュリティレベルも向上するというものです。
Jailbreakってむき出しの刃ですね
便利なものというのは使い勝手も良くなりますし、とてもメリットの有ることなのですが、イレギュラーな方法ですので、弱点もあるようですね。そういった点については過敏になりながらうまく運用をしていこうと思っています。
コメント