大阪や兵庫家に侵入事態宣言が出てしまいましたね。
解約禁止だ言い渡され出勤しているビジネスマンは在宅での勤務を余儀なくされてしまいました。
前回またその平入社したての新入社員にも回答するので新入社員は何をしたらいいのか困っている企業の人事担当者も多いのではないでしょうか。
今回はこの点について実際に今僕が新入社員研修でやっている内容を紹介しながら、この緊急事態宣言の中でも充分なコンテンツを提供できると言うことを話したいと思います。
研修コンテンツの把握
新入社員に対してどういった内容の研修を総合的にさせたいのかって言うことを重々理解をしましょう。
オフラインの研修でも同じことではあるのですが、オンラインでは特にこの目的や研修全体で求めていることについて受講者ときっちりと共有しておいたほうが良いと思います。
研修全体で何をさせたいのか
ひとことで新入社員研修と言っても目的は様々です。
例えば昔良くあった根性を鍛えるための研修。今は殆どの企業がしていませんが、昔は夜通しで山の中を散策するなんて言うものがありました。
一見すると研修というよりも軽い拷問と言っても過言ではない研修であったとしても目的はあったわけです。
オンラインであったとしてもオフラインであったとしても研修で何をさせたいのかという点について受講者に十分に理解をさせる必要はあります。
ただオンラインの研修というのはこうした共有ごとについてはあまり得意ではないように思います。だからこそ、事あるごとに研修の目的を受講者にネットワークを経由してでも伝えていかないと思います。
受講生たちにそれを伝えられるのか
オンラインだからといって、伝え方が違うというわけではないと思います。
講師が講師の口で、事あるごとに伝えていく。これが愚直でありますが一番効果のある方法だと思います。
ただオンラインだと、うまく資料を使いながら説明はしやすいと思います。研修の目的をパワーポイントや動画で作っておいて、なにかあるごとに受講生にそれを見せるというのは効果があると思います。
受講者の質問に対する回答の姿勢
あとこうしたオンラインの研修のポイントとしては走行であるという点が大事だと思っています。
例えば質疑応答について。これができるのとできないのとでは研修の効果というのが圧倒的に違ってくると思います。
オンラインの研修では雰囲気作りがとても大事なのではないでしょうか。質問しやすい空気を作ってあげることがとても大事ですし、そのためには講師は厳しいという点と、優しいという点と、面白いという点を持っておく必要があります。このあたりができていれば雰囲気を作り出し研修としては成功する可能性が上がります。
研修でどんなことを伝えたいのかを明確にする
これって結構当たり前のことなんですけどもなかなかオンライン研修や、代理業者の研修コンテンツをやる際に忘れがちになったり、あやふやになったりするケースがあるので、改めて記述します。
何を伝えたいのかわかってますか?
研修全体としてその研修が何を言いたいのかどういったことを理解させたいのかということについて事務局側は充分理解をしていますか、と言うことです。
例えば個人情報の保護についてのe-learningのコンテンツを企画したとします。ではこの個人情報保護の研修コンテンツは法律に関する内容の理解を求めているのでしょうか、個人の業務の中でどういう方法で個人情報を守るのかということを伝えたいのでしょうか、自社の個人情報保護に関する取り組み方法や遵守しているルールについての説明を行っているのでしょうか。
基本的にe-learningのコンテンツは自社の取り組み内容等について言及しているものはまずない(あったとしたらそれはとてもコストをかけて作っている)ので、法律に関してやどうやって個人情報保護しようかと言う個人の取り組みについて言及したものが多いと思います。
と言うように単に個人情報保護と言う観点だけでも複数の意味合いのある研修が作れます。
事務局としては何を理解させたいのかを改めて明確にし受講生に対してはっきりとそして何度も研修コンテンツ自体の目的を浸透させる必要があります。
各章で何を伝えたいのかわかりますか?
次に研修の確証建てて何が言いたいのか何を理解させたいのかと言う事について十分な理解をしてください。
これは後でお勧めしようと思っていたのですが、e-learningの受講後に必ずレポートを作成する時間を別途設けてあげると理解度が上がるまたはe-learningの受講態度にも良い影響与えます。
レポートをチェックする際に、事務局は研修コンテンツの確証についてもある程度の理解をしておかないと受講者が書いたレポートの良し悪しが判断できません。
研修コンテンツの確証についての理解は、受講者に対して何かを伝えなければいけないと言うことではなく事務局が研修のコンテンツをきっちりと理解するために必要なことです。
受講者がどういった理解をするのかわかりますか?
これも実は大事な観点で、事務局として何を伝えたいのかどういったことを理解して欲しいのかと言う思いはあるのはわかるのですが、必ずしも受講者はそれを理解するとは限りません。
ちょっと変な言い方になってしまうかもしれませんが、相手が必ず自分のやりたいことを理解してくれているとは限らないと言うことです。
つまりこちらの伝えたい事と相手の理解するしているないように絶対とまでは言いませんが齟齬が生じているであろうと言う事は認識しておかなければなりません。
なのでこれはいけるだろうと言う安易な発想ではなく、もしかしたらこういう理解をしかねないかもしれないので後でフォローをしなければいけないと言うリスクヘッジの感覚が生まれます。
緊急事態宣言でもオンラインで問題なし
今回は緊急事態宣言の中で実際に集合して作ることができない新入社員研修の代替案としてオンラインの集合研修の仕方について紹介をしましたが、結論としては充分行うことができると言うものでした。
ただし条件として大人数でないことや、研修講師側の事前の準備など大変なこともあります。
特に研修講師ご飯の準備としては研修コンテンツの事前把握と、受講生の質問に対して的確に答えてあげること、最終的に研修内容のどういったところを理解させてあげるのかと言うこと、この辺りがとても大事なポイントになります。
人事の中でも研修を業務として行ったことがある、または人事コンサルタントの仕事で研修講師を請け負ったことがあるような方はこの後については問題ありませんが、研修の企画はするけども講師の場面に遭遇したことがないと言うことについては結構ハードルの高いものだと思います。
ただコミニケーション能力が高い、労務関係の業務で従業員といろいろなやりとりをした経験がある、と中途採用関係で応募者の質問事項や少々無理な要望に対して対応したことがあると言う経験のある人であれば問題ないかと思います。
今までしたことがないことだからと言ったり、緊急事態宣言で大変な時期だからどうして逃げることなく落ち着いて対応すれば、新入社員のオンライン研修については問題ないと思いますので是非頑張ってください。
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