新卒採用と中途採用は似て非なるからスキルセットも違う事を説明します

人事の仕事の中で攻撃的な仕事である採用。

採用という仕事が攻撃的という理由の最たるは、相手の行動がトリガーではなく、こちらの行動がトリガーとなるところかと思います。

その採用には新卒採用と中途採用の2種類があるのですが、同じ採用でも人事に求められるスキルや素養が違っているというのはなんとなくはわかっていてもなかなか具体的には表されていないところだと思います。

今回は新卒採用と中途採用の2種類の違いなどについて説明をしたいと思います。

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新卒採用とは

よくある言葉なんであんまり説明しませんが、大学や高校、専門学校を卒業した年に社会人として企業に就職する方々を取る事です。

大学生をとるための活動ではなく、高校生や専門学校も対象になります。

何をもって採用するのかというとポテンシャル、つまり素養になります。

ただ、それだけではなかなか選びきれないので、出身大学や高校といったつまりは学歴による選択をします。学歴関係ないと言っている会社は僕は嘘つきだと思います。どこかで絶対に選択肢の一環として学歴は影響しています。間違いありません。

新卒採用は漁である

素養などで採用可否を判断する新卒採用を僕は漁に例えることがあります。

ある魚を捕るためにその魚に合わせた餌を使い、道具である網を使い、魚がいそうなポイントに向かって網を投げ翌日引き上げて魚を捕まえる。魚の中には稚魚もいるのでそういう魚は逃しますし、対象と違う魚は逃すこともします。

これを採用活動で表現すると採用したい学生が好む情報を取捨選択します。採用ツールとしてリクナビやマイナビといったナビサイトを使います。学生が活動している時期を見てナビサイトで告知を出し、学生が説明会に参加をしてきます。説明会で面接などを行い、自社に合いそうな学生を採用します。出身大学によっては書類で先行するケースもあるかもしれません。

こうした表現をすると意外と新卒採用と漁は似ているものではないでしょうか。

求められるスキルとは

という新卒採用ですが、求められるスキルはどう言ったものになるのかというのは自ずと分かってくるのではないでしょうか。

具体的にはマーケットリサーチ言語表現人的な魅力だと思います。

こうしてみると最後の人的な魅力というのはちょっとわかりにくいものになりますね。でもこれが意外と大事になってくると僕は思ってます。

新卒採用が通年採用になると

ただ、今後新卒採用が少しばかり様変わりしてくると思います。

最近は企業は通念採用に変更し始めています。通年採用とは一年中採用活動をするということなんですが、これちょっと変な話なんですね。通年採用については別で書こうとは思います。

ただ、通年採用になるとマーケットリサーチの能力については意味合いが少し変わってきます。今まではこの時期の学生の傾向はどうだとかがわかることが良いとされますが、通年採用になるといつ自分たちが欲しい学生がいるのかという観点になります。少し漁が一本釣りに変わってくるとおもいますし、これからは大量に母集団を形成しつつ選んでいくという方法が取れなくなってきます。そうなると新卒採用担当に求められスキルはどんどん変わってくると思います。

中途採用とは

続きましては中途採用です。

中途採用というのはすでに企業で就業されている方を取るという行為です。

この採用のポイントはすでに就職している人というところです。企業で働きスキルや経験をつけているというものです。

ですので、即戦力でその企業に貢献できる人ということになります。

中途採用は狩である

僕は新卒採用を漁と表現するのですが、中途採用でも例え話を使います。それは狩です。

狩る対象を絞り込み道具を選び、最終的には一匹まで絞り込んで捕まえます。

これを実際の中途採用の話に置き換え直すと、採用したい人材のスキルや経験、年齢層を絞り込み、採用方法として求人媒体を使うのか、転職エージェントを使うのか、ヘッドハンティングを使うのかを決めます。最後に一人を絞り込んで面接を行って採用をしていきます。

狩と例えた中途採用は漁と例えた新卒採用とは違い何をどれだけ捕まえるのかということが明確になっているところがあきらかに違うのかなと思います。

求められるスキルとは

ここで求められるスキルというのは採用したいと思っている人のニーズを汲み取る力と、内定を出した後のグリップする力ではないでしょうか。後強いていうならば社内の調整力だと思います。どちらかというと社内で発揮される力が中途採用には大切ではないかと思います。

社内で発揮されるスキルという言葉の意味ですが、例えば人材を補充したい、増員したい部署がいたとしたらその部署に話を聞きに行き業務内容や求めるスキルを聞き取ります。

その時は専門性と会社固有の話が発生すると思うのですが、そう言った話を理解できる人というは社内向けのスキルがある人だと思うんです。

一般的なスキルではないですが、会社の中で光輝き価値を出すスキルというのが、中途採用担当者には必要なスキルになるのかなぁと思います。

外国籍の受け入れ窓口となる

これは近い将来の話で、ぼく個人としては絶対に起こりうることだと思うのですが、将来的に日本国籍の方以外の人材を多く雇用しなければいけなくなると思ってます。

例えば中国籍、韓国籍、フィリピン籍、インドネシア籍の方々です。

理由はシンプルで日本人が減っている中、会社を大きくしていくのであれば、多国籍にして雇用を安定化させる必要があり、そのためには日本人以外も採用しなければ数を取れないからです。

日本語が話せる海外籍の方を見つけておかないと社内のの公用語が英語でない以上、日本語ができない方を採用できなくなりますからね。

新卒採用は無くなるか

少し前に新卒採用というある特定の時期に集中して大学生の3月に卒業する方を採用形態が通年採用という年がら年中募集をオープンにして学生を取る形態に変わっていくというお話をしたと思います。

これにはいくつか理由があるのですが、その最たる理由は留学生の採用時期が関与していると考えています。

今後5年は通年採用と留学生

留学生の卒業と通年採用の関係性ですが、留学生というのは卒業が9月になるケースが多いです。

そのために就職活動の開始時期が留学生以外の学生と違うので、結果として通念的な採用活動になってしまうわけです。

これは留学生を取らない会社であれば関係のない話かもしれませんが、大手にとっては結構切実な話ですし、大手が動き出せばいずれ中小企業にも飛び火してきますから日本中の企業が通年採用になってくると思います。

将来は第二新卒と統合されるだろう

またこれはこれですでに始まっているものなんで、目新しい話ではないのですが、今は第二新卒は新卒採用で内定辞退をした人の補充要員として見なされているケースが増えてきたということです。

ぼくはこのネガティブな第二新卒のあり方は今後第二新卒も新卒と同様に扱われていく流れの第一歩だと思っています。いずれ新卒採用という言葉は無くなっていくと思ってます。

10年後の学生にとっては辛いかも

というようにぼくの予想では、第二新卒と新卒の隔たりはなくなる、通年採用になり、学生はいついかなる時も就職活動を意識し続けないといけない、という状況になっていくと思います。

これは大学生にとっては辛いことだと思いますよ。

第二新卒の方は短いながらも仕事をしていたわけです。新卒はポテンシャルで戦わないといけないわけですから、より留学やインターンシップといったことを行い、自分の価値を上げていかなければいけません。

ただ、形だけのインターンシップ、短期の語学留学では第二新卒より有利に立てるとは思えませんので、質を上げなければいけなくなります。

新卒はそういう意味でまた難しい道を進むことになるのでしょう。

新卒採用と中途採用で生きている、僕ら

採用担当者として新卒採用と中途採用に必要なスキルが違うことは理解していただくことができたのではないかなと思ってます。

また、新卒採用は名前を変えて第二新卒の採用と合体し通年採用に名前を変えて今後も定期的に続いていきそうです。

人事の中でも採用に特化した方というのは少ないですが、いらっしゃいます。

ぼくは人事屋というのはある程度オールマイティーでないといけないというのが持論なので、特化したスキルというのは本当に特化しないといけないと思っています。

今回は新卒採用、中途採用に特化したスキルを紹介しましたが、両方とも磨く必要があると言うことのが持論です。

人事で採用担当をしたい人はぜひ参考かなされてみてはどうでしょうか。

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