総務はリスク管理対策で社長にこれはさせたほうがいいことはインタビューの練習だ

総務をしていた時は、リスク管理の担当でもありました。当時は東日本大震災があったあとでリスク管理というと、地震対策に関するBCPだと思います。災害復旧計画書を作成した企業も多いのではないでしょうか。

ただ作った災害復旧計画書はブラッシュアップをしないと陳腐化してしまいます。BCPに関連した災害復旧計画書のブラッシュアップについての話はまたいずれしたいと思いますが、今回はちょっと違います。

今回はリスク管理の一環でも不祥事や災害といった事件が起こった直後に行う記者会見の話について少ししたいと思います。結論としては記者会見(記者会見)のシミュレーションはしたほうがいいというか絶対しなさいというものです。こういった記者会見のシミュレーションのことをメディアトレーニングと呼びます。

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メディアトレーニング実施企業は約4分の1

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少し古い情報ではありますが、2016年2月の月刊誌広報会議によると、企業のメディアトレーニング実施率は27.9%だそうです。

グラフをクリックすると、割合の数字が表示されます。

AMPだと見えない可能性もありますので、その場合はこちらのリンクをクリックしてください。

今が2018年ですしからかれこれ2年前のデータです。古いと見るか新しいと見るかは人それぞれかもしれませんが、僕は古いと考えますし、今調べたらもう少し増えているのではないかと思います。

最近の記者会見を見て思うこと

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最近の企業の社長や芸能人、いちスポーツ選手、監督を見ていて記者会見というのはとても大切で準備の必要なものだというを改めて痛感しています。

いつくかパターンがあるように思うので、私が感じたパターンについてご説明します。

ゴールが見えないパターン

記者会見をする決意も、真相を話すという姿勢もあり、とりあえずお詫びをするのですが、その後の事、つまり今後の対応や自身の進退、会社としてどういった対応をするのかということ検討することなく記者会見に望んでしまうパターンです。このパターンは会社の社長といった経営者には少ないのですが、仁義に熱く、人間としてとても優しく、正義感の強い人に多い記者会見だと思います。

見る人は、潔さを感じることはあるのですが、で、どうなの?といった感想を持ってしまいます。

行き当たりばったりパターン

この人は一体何をしに記者会見の場所に出てきたんだというケースです。こういったパターンは企業の2代目社長や、中小企業のオーナー経営者に多いです。俺が出てきてたら丸く収まると本気で思っている人です。

なので、今までの記者会見で話をした内容と同じような内容を繰り返したりして新しいことを言いません。または全く言わず、じっと座っているケースもあります。サポートしているサブの人や弁護士さんなどが頑張って話しをするというパターンです。

きっちりしすぎて違和感パターン

とんでもなく記者会見慣れてしている感じがまずします。練習をしてきて慣れているというよりも、記者会見慣れしているというか記者会見の回数が多いというか。

確かに言っていることも理路整然としていて、聞いていてもわかりやすいのですが、ペテン的な匂いがするというのが率直な感想です。

外的、内的バランス取れてるパターン

バランスが取れています。内的というのは自分の伝えたいことが明確にわかっているということです。話すべきことがわかっているので、物怖じしていないですし、潔さが感じられるものです。

外的というのは、服装や姿勢、態度といったものです。スーツをきている、髪の毛はセットされている、ヒゲが生えていない、靴は綺麗といったとこです。

要は、記者会見のために事前に練習や戦略が練られているということです。

うまく行うためにはシミュレーション

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やはり本番でうまくいくためには練習あるのみだと思います。

私が実際にメディアトレーニングをしている様子を見ていて思ったことや、記者会見を行うことについてのポイントをまとめてみました。

  1. 謝る姿勢は深々と頭の上を相手に見せて1分程度はお辞儀
  2. 質問に対しては、お詫びをしてから話し始めることが最初は肝心
  3. 質問の意図がわからない時は、聞き直しはしないとだめ
  4. 質問の回答は端的に、短い言葉で締めること

一番上のポイントというのはお詫びとう行為に対する第一歩目のことですので、必ず守ったほうがいいと思います。

でも、2、3、4つ目のポイントというのは実はいうと、記者会見だけに限った話ではなくて、質疑応答という行為では必ず気をつけないいけないポイントだと思います。

ただ記者会見という慣れない環境のではそういった質疑応答の基礎がなかなかできないということが往々にしてあります。やはりあのフラッシュとマイクと、たくさんの記者の前では緊張が自身の正常な判断を間違わせてしまいます。それくらい特殊な環境なんです。

なので、シミュレーションを行う必要があると考えて下さい。

まとめ

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最近の大学スポーツの監督やコーチの記者会見、学生の記者会見、企業のトップの記者会見を見ているとメディアトレーニングの必要性を痛感しますあが、なかなか企業では実施できていないというのが現状のようです。

ただ、特殊な環境の中で自分の痛いところ、言いたくないところ、辛いところを言わなければいけないわけですから、練習というのは必ず必要になってくると思います。そのためにも継続的なメディアトレーニングの実施をお勧めします。

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