僕は、今回2013年から続けてきたブログを2つに分けるということを行なっています。
その中で、現状のインターネットに公開しているWordPressのブログを、一旦MAMPを使ってローカル環境下に構築し、その上でブログを分けて、今後はテストサーバーで運用するために、ネットオウルのサブドメインにWordPressを作りました。
ネットオウルのサブドメインの作り方は本当に簡単なので、ここでは説明をしませんが、MAMPで作ったローカル環境をインターネットの環境に移すときに色々とネットで情報を収集したので、備忘録もかねてここで公開しようと思います。
DBをエクスポートする
phpmyadminを使って、DBのエクスポートをします。
この時の設定で僕は以下のようにしました。これが絶対の設定というわけではないですし、僕はデータベースの知識がないのでできるだけオプションは付けてみました。もしかしたら必要ないかもしれません。

まず、Export methodでは、簡易ではなく、詳細を選択します。フォーマットはSQLをもちろん選択します。Datebaseはバックアップする対象のデータベースを選択すれば問題ありません。出力ですが、僕はファイルで出力するようにしています。phpmyadmin上に表示させることもできますが、僕はファイルで出力しています。

フォーマット特有のオプション欄ですが、僕が気にしているのは、構造、データ、構造とデータを選ぶ箇所です。僕は構造とデータをチェックしています。
生成オプションについては、全てにチェックを入れました。特に理由はありません。

文字コードは、なしでいきます。エンコーディグはしません。
最後は一番左下にある実行をクリックしてエクスポートします。ファイルは.sqlで出力されます。
DBをインポートする
エクスポートしたSQLファイルをまたphpmyadminを使って、今度はインポートします。

ここできになる点があります。このphpmyadminはインポートできるSQLファイルの最大容量が、30MB以内となっているのでこの点は気をつけないといけないです。いくらインポートでしても失敗してしまいます。ここはみなさんチェックされた方がいいです。
あとは特に変更することはありませんので、そのままインポートしちゃいましょう。
ドメインの変更
これで終了という訳ではなく、次が一番キモになる点です。
というのも、MAMPからエクスポートされたSQLファイルの中には、http://localhost:8888/というドメインが記載されています。それを取得されているドメインへの書き換えをしていただかないといけません。
この書き換えはWordPressから提供されているツールがあるので、それを使用します。

このサイトに中に「Download Search Replace DB」がありますので、そこでユーザの登録をしないとモジュールはダウンロードできません。
最終的には、Search-Replece-DB-masterというフォルダが得られますので、そのフォルダをwpのフォルダの直下にアップロードします。
そしてhttp://hogehoge.com/Search-Replace-DB-master/index.phpでアクセス(hogehoge.comはドメイン)します。

ここでは、置換するキーワードを記載するのですが、上にあるreplace欄には元のURLであるローカルホストのアドレスを記述します。with欄にはサーバーのアドレスを記述します。
その後に、update detailsをクリックすると、detabaseの情報が更新されますので、その後に、dry runボタンをクリックします。
このdry runでは置換されるのではなく、下に変更される一覧が表示されます。

この画面が、replaceとwithで入力した結果を表示したものです。
要は置換がどのDBのテーブルで行われるのかという結果です。view changesをクリックすると、一部ですが置換した結果を表示してくれますので、どういった置換がされているのかわかります。
この結果で問題がなければlive runをクリックして置換を実行します。
WordPressのフォルダをサーバーに移動
ここは対したことではありません。ローカル(Macの中)に置いているWordPressのフォルダをサーバーに移動させます。使用する際はFTPソフトを使用することになります。
僕はFTPソフトにはあまりこだわりを持っていませんが、使用しているのはCyberduckか、ForkLiftの古いバージョンを使用しています。
ForkLiftは、最新バージョンは有料アプリですが、前のバージョンであれば無料で使用できるようです。古いバージョンとは言え、ファイルやフォルダなどのアップロード、ダウンロードも可能ですし、FTPだけでなくSFTPも使用できますので、問題ないと思います。
wp-config.phpの修正
最後に、wp-config.phpを修正します。これは、今まではローカルに置いているDBを見にいく設定をしているものを、サーバー会社から発行されている、データベース名やホスト名に変更します。
修正する箇所は以下になります。
項目 | 修正内容 |
---|---|
データベース名 | ご自身で作成したデータベース名を入力 |
データベースのユーザー名 | ご自身で作成した内容を入力 |
データベースのパスワード | ご自身で決めた内容を入力 |
ホスト名 | サーバー各社から発行されているものを入力 |
これで終了
これで、WordPressのローカル環境からサーバー環境への移動は終了です。
あまり難しくはないですが、やはり気になるのはDBをインポートするときに発生するかもしれないエラーです。
エラーが表示されたらあまりびっくりせずに、Googleなどでエラーメッセージを検索すると、同じような内容で悩んでいる方がいて解決されていますので、参考にされたらいいと思います。
あとは、Search-replace-DB-masterはよくできたツールです。ダウンロードするまで英語のサイトを見ないといけないのはちょっとめんどくさいですが、ぜひ使ってください。
実はちょっと問題が
今回サーバーにWordPressの環境を移しましたが、移した後にちょっと問題がありました。WordPressの管理画面で一部見えない機能が出てしまい、対応に時間がかかってしまいました。
でも、その時の対策としてデバッグモードをすることにより発生した現象に対して対応がうまく言ったので、今度はデバッグモードについてご説明しようと思います。
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